真実は意外なところに!?

 

 みなさん、ヒエログリフって聞いた事ありますでしょうか?

 古代エジプトで使われていた象形文字と言えば多くの人が 分かるかと思います。鳥🐦とか建物🏛とかが色々書いてある、教科書で一度は見たことが有る“あれ”です。 1500年以上の間、この文字の解読に多くの歴史学者が挑戦してきましたが、解読できた者はいませんでした。 描かれている絵から文字を想像したり、絵を組み合わせて一つの文字として解読して見たり、、、正解かと思えば矛盾が 生まれ、なにせ1500年以上も多くの天才学者たちが解読できなかったのですから、もう解読は不可能なのかと考えられていた ようです。  

 1799年歴史が動きます。ナポレオン軍がエジプト遠征時にたまたま発見した石碑。いわゆる “ロゼッタストーン”の 発見です。ここに刻まれていた文字を見て研究者もビックリ。そこに刻まれていた文字は3種類。 解読不可能と言われていたヒエログリフ、エジプトのもう一つの文字である民衆文字、そして古代ギリシャ文字。 結果としてこの3つの文字は同じ事が書かれていたようで、一つの象形文字に対して一つのギリシャ文字が(英語で言うと アルファベット)が刻まれていたようです。鳥の絵を見て色々と想像を膨らまし解読に挑んでいたが、結果として鳥の絵 自体に大きな意味はなく、アルファベットがあてがわれていただけだったようです。 当時の研究者は「そんなもん誰が分かんねん!!」😡 と口を揃えて叫んだ事でしょう。 ロゼッタストーンの発見により、1500年以上の時を越え、象形文字と共に古代エジプト文明の栄光が蘇りました。

”社長のつぶやき”  

ノーベル賞科学賞を受賞した学者が“発想の転換から発見できた” とか “偶然の間違いから成功した”とか いう言葉を残しています。想像を絶する努力の過程があってこその結果でしょうが、時には肩の力を抜いて、そして 思い込みを捨てて物事に対処する事が必要なのかもしれませんね。